【介護サービスにはどんなものがある?~③~】
【介護サービスにはどんなものがある?~③~】
先週、先々週の2回にわたりお伝えしてきた、「介護サービス」について。
これまで、訪問介護やデイサービスなどの通所サービス、特別養護老人ホームや老人保健施設で入居しながら受けるサービスなど、
イメージしやすいサービスが多かったと思いますが、
本日は、「地域に密着した小規模施設で生活しながら受けるサービス」「福祉用具(用品)の貸与や購入に対して援助を受けるサービス」「介護の相談・ケアプランを作成してもらうサービス」
についてお伝えしたいと思います。
□地域に密着した小規模施設で生活しながら受けるサービス
◯認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症の利用者が介護スタッフと共に集団で生活しながら、専門的なケアを受け、食事や入浴等の生活支援や、機能訓練等を受けるサービスです
◯地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
入所定員が30人未満の特別養護老人ホームで、より地域や家族と密着したサービスを受けることが出来ます
◯地域密着型特定施設入居者生活介護
指定を受けた入所定員が30人未満の有料老人ホームや軽費老人ホームで、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることが出来るように、食事や入浴等の生活支援や、機能訓練を受けるサービスです
□福祉用具(用品)の貸与や購入に対して援助を受けるサービス
◯福祉用具貸与
利用者が自宅での可能な限り自立した日常生活を送ることが出来るように、指定を受けた事業者が、利用者の状況に合った福祉用具を取り付けや調整などを踏まえて貸与するサービスです
◯特定福祉用具販売
利用者が自宅での可能な限り自立した日常生活を送ることが出来るように、福祉用具販売の指定を受けた事業者が、入浴や排泄のための福祉用具を販売するサービスです。貸与に向かない用具がこれに該当します。
□介護の相談・ケアプランを作成してもらうサービス
◯居宅介護支援(ケアマネジメント)
利用者が自宅での可能な限り自立した日常生活を送ることが出来るように、ケアマネジャーが、利用者の状況や環境に応じた介護サービスのケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係各位との調整をしてくれるサービスです。
基本的に以上のサービスが介護サービスの種類となります。
3回にわたり「介護サービス」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
来週は「認知症対応型通所介護とは?」についてお伝えしたいと思います。