老人ホームの種類と特徴－サービス付き高齢者向け住宅－
老人ホームの種類と特徴－サービス付き高齢者向け住宅－
今回はサービス付き高齢者向け住宅についてお伝えしていきたいと思います。
サービス付き高齢者向け住宅は自立もしくは軽度の要介護認定を受けている比較的元気な方のための施設で、名前を略して「サ高住」とも言われています。
介護スタッフによる安否確認サービス、生活相談サービスを受けながら自由度の高い生活が可能です。
バリアフリー対応の賃貸住宅という特徴があり、通路の幅や出入り口の幅、個室の広さが25㎡以上などの規定が設けられて、高齢者が過ごしやすい環境を提供しています。
高齢者の居住安定をを目的とした賃貸住宅なので、高齢であることを理由に入居を断られることはなく、契約の更新もありません。
一般的なマンションなどと同じ完全個室のためプライベートもしっかり守られています。
【サービス内容】
サービス付き高齢者向け住宅で提供されるサービスは、基本的には「安否確認」と「生活相談」のみです。
安否確認ではスタッフ定期的に居室を訪問し安全の確認をおこない、生活相談では居室内での困りごとや、介護、生活全般の相談に対応しています。
施設によりスタッフ体制は異なり、24時間常駐している施設もあれば夜間は緊急通報システムを利用している施設もあります。
【施設の種類】
サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」の2種類あります。
一般型の場合、介護が必要になった際、入居者が必要に応じて外部の介護サービスを契約して利用する必要があります。
一方、介護型の場合は、特定施設の指定を受けており、介護サービスを受けることができます。
施設によっては看護師が常駐しており、看取り対応も行っています。
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