【面接のコツ⑨】転職回数が多い場合の対策~介護業界経験者の場合~
【面接のコツ⑨】転職回数が多い場合の対策~介護業界経験者の場合~
転職の面接の際、頭の痛くなる問題の1つに、
「転職の回数が多いことの言い訳をどうするか」
ということを挙げる人も居るのではないでしょうか。
特に、介護業界の場合は激務で待遇も余り良くないという現実もあり、そのような傾向が強いと言えます。
一般的には4~5回ぐらいから「転職が多い」と認識されると考えられていますので、
そのような方は「そういう風に見られている」という感覚を持つべきと言えます。
ただ、介護業界の場合、上記の理由で、転職回数の多い人も職場に多く、また人手不足の傾向が強いこともあり、
採用する側にとっても、一般の他の業界よりも回数が問題にならない傾向にあります。
そういう点も踏まえ、介護業界経験者と未経験者に分けて、転職回数が多い場合の対策を考えてみたいと思います。
本日はまず、介護業界経験者について見ていきましょう!
◯介護業界経験者
介護業界内で転職が多いことを、業界での経験の多さという方向に切り替えて、アピールするのが良いと言えます。
ただ、転職を繰り返した理由については、しっかりと説明出来るようにしておく必要があります。
「すぐに辞められてしまう」と思われることは、やはり問題だからです。
勤務時間や職場の人間関係など待遇面での退職理由では、
それに対する対応を試みたが改善しなかったことなど、
「理由が基本的に相手側にある」ことや「それに対する努力をした」と言う点をしっかりと説明しましょう。
一方で、元居た職場への悪口や愚痴のような形にならないように注意する必要があります。
更に、「同じ理由で退職している」ことは、余り好ましいと言えません。
「同じ失敗を繰り返している」という意味合いが出て来てしまうからです。この点は注意してください。
結婚や出産、健康の問題、勤務先の事業停止など、正当な理由は、基本的にそのまま正直に話して問題ありません。
以上、介護経験者の転職回数が多い場合の対策となります。
次回は、「介護業界未経験者」の対策をお伝えいたします。