【認知症対応型通所介護とは?】
【認知症対応型通所介護とは?】
日本でも高齢化に伴い、認知症が大きな社会問題になっています。
当然ながら、認知症状を発症した人の中には、介護が必要になっている要介護者もおり、
症状によっては、家族などの介護者にとっても大きな負担となっているケースが目立ちます。
介護保険でもこれに念頭に、認知症の要介護者並びに介護者への援助を目的として、幾つかサービスを提供していますが、
この中の1つのサービスが、「認知症対応型通所介護」となっています。
認知症対応型通所介護とは、認知症を発症している利用者に対して、
利用者が自宅で出来る限り自立した生活を送ることを可能にするため、
介護施設(デイサービスセンターやグループホーム)に通って、
食事や入浴等の生活支援や生活向上のための機能訓練、口腔機能向上訓練を日帰りで受け、
利用者の社会的孤立を避け、症状の緩和、改善、更に介護者の負担軽減を目的としたサービスです。
認知症対応型通所介護では、認知症を熟知したスタッフによる専門的なケアが受けられますので、
要介護者のみならず介護者にとっても、積極的に利用していくことが望まれています。