【介護保険料について】
【介護保険料について】
介護保険料が、介護保険制度の中でどのように徴収され、どのような役割を果たすのか説明をしていきたいと思います。
介護保険料は、介護を必要とする人々が介護サービスを受ける際に、個人の負担を減らすための保険料として使われ、
日本の介護を根底から支えている制度と言ってもいいでしょう。
介護保険料は40歳以上の方に納める義務が生じますが、その徴収の方法も年齢によって区分されています。
例えば、40歳以上から60歳未満の方の場合、現在加入している医療保険と一緒に徴収されるのですが、
その金額は一律ではなく、その人が加入している保険の種類や居住している地域、収入額などによって決定されます。
また、国民健康保険に加入している場合は、加入者のご家族の世帯主から全てのご家族分を含めて、国民健康保険と一緒に徴収され、
会社の健康保険に加入している場合は、会社からの給与等から徴収されます。
一方、65歳以上の場合は、退職年金や障害年金、あるいは遺族年金を1年間に18万円以上受け取っている方には、
年金からの天引きという形で徴収(特別徴収)され、特別徴収に当てはまらない方は、給付書や口座振替によって徴収(普通徴収)されます。
年齢や経済事情などによって徴収方法が違う点によく注意しましょう。