【介護技術講習制度とは】
【介護技術講習制度とは】
多くの福祉の現場で活躍している介護福祉士は、ケアワーカーとも呼ばれています。
その介護福祉士になるためには、当然国家試験に合格する必要があり、
以前は筆記試験に合格した後、更に実技試験に合格して初めて資格を得ることが出来るシステムでした。
しかし、受験者の増大に伴い、実技試験実施の担当者の確保や、
受験者・担当者双方の長時間に及ぶ拘束時間の負担等の問題が生じました。
そのため平成17年度より、介護の専門技術を教える「介護技術講習」を受講して修了した者は、
引き続き行われる3回の実技試験を免除されることとなりました。
この3回の免除は、筆記試験を受ける受けない、もしくは合格するしないに関係なく、講習会後の3回分となっています。
そして、このシステムを「介護技術講習制度」と呼んでいます。
介護技術講習は、厚生労働大臣が指定する介護福祉士指定養成施設等の設置者が、事前に当該大臣に届け出て実施されます。
受講希望者は、社団法人日本介護福祉士養成施設協会や講習実施者のホームページなどで、
受講施設の住所、実施日、受講方法や受講料などを確認して受講を申し込む必要があります。